リードでの室内散歩トレーニング
生後4か月が経過して、
3回目のワクチンが済んだら、とうとう外でお散歩も視野に入ってきます。
(正確には、その後、受ける予定の狂犬病予防やフィラリア予防なども必要かもしれませんが。)
ただ、感染症の有無ではなく、そもそもお散歩にならないのがうちのワンコの現状です。
先日、人気(ひとけ)のない公園で、リードを付けて歩かせてみたら
・落ち葉を口に入れようとする
・地面にこすりつけるので、口回りが砂利だらけ
・右に左に気の向くままにフラフラして、全く散歩にならない
これは危ないと感じたので、ものの3分で抱き上げました。
匂いを嗅いだり、感覚を口で確かめたりすることは、犬の本能なので、必ずしも悪いことではないようなのですが、
私たち飼い主側も不慣れということもあり、犬に対して何が良くて、何が悪いかという判断ができない状態だったので、早々に仕切り直しにしました。
DVDや本などを見て、私たちがどういう形でワンコにトレーニングを行えば良いのか、学びました。
・基本はリーダーウォーク
飼い主の行く方向を、ワンコが確認しながら半歩~1歩後ろからついてくるようにする。ワンコが自分より前に出てしまう状態は、誰が群れの先頭にいるかということを表すので主従関係が崩れることになる。また、クルマや自転車も当然出てくるので、事故にあう危険性も高くなる。
・安全面を高める「食べない」コマンド
エサやおやつは、あくまでも飼い主が与えるものという意識付けを行うトレーニングのようです。道にはいろんなものが落ちていますので、かなり誘惑の多い状態になります。石ころのような、ワンコが自分で食べないと判断できるものなら良いのですが、タバコやチョコレートのように、本当に食べてほしくないものも地面には落ちています。
そういったものを口にしようとしないことと口に仕様としたときに「食べない!」とコマンドして思いとどまるようにさせます。飼い主が気を付けることはもちろんですが、ワンコ自身もあくまで食べるものは飼い主がくれるという意識付けができている方がラクになります。
【実践】
ステップ1.
室内でリードをつけて、散歩に見立てて廊下や部屋を行き来してみました。
勝手な方向に行こうとすると、飼い主が急に方向転換します。
そうなると、ワンコにとっても不快になるので、次第にワンコは飼い主の進む方向を確認するようになります。
ステップ2.
そこにお気に入りのエサをところどころに罠としておきます。
最初は、当然飛びつきますが、「食べない」とコマンドしてリードをキュッと引っ張ります。
次第に、落ちているエサに飛びつかなくなったら、手からご褒美のエサを与えます。
これを、室内でトレーニングしました。
室内は誘惑が少ないこともあり、15分くらい繰り返せば、それなりに形になりましたが、お外でできるかは心配です。
ワクチンが終わったとしても、少しずつ肩慣らしして散歩するしかありませんね。